2011.07.31 Sunday
濃染月に深緑の装い
ナツハゼとノイバラを、白川義和さんの奥様、裕子さんが作った花器に活けました。
花器の面白い模様を生かすために、あえて花材を少なめにしました。
彼女の作品は手捻りで、大和撫子のような優しい外見からは想像もつかないシュールな作品を生み出します。
写真では分かりにくいのですが、ザラザラとした感触、深みのある栗皮茶いろの紋様、大胆な指跡に、緑がよく映える作品です。
ノイバラの白い花は、5月〜6月にかけて、野山でよく見かけます。
花は香りがよいので香水の原料として使われたりもします。
花材としては、花の終わった今頃から実が赤く熟す秋口まで、よく使われます。
鋭いトゲがたくさん付いているので、活け込みのときには注意しないと手に刺さり、痛い思いをすることもしばしばです。
ナツハゼの葉は今の時期からだんだんと色づき、緑と赤のコントラストが美しく映えます。
夏ごろからハゼのように紅葉するので、ナツハゼという名前になったようです。
果実は黒色に熟し、ブルーベリーの一種なので食べられますが、強い酸味があります。
いちゆう
花器の面白い模様を生かすために、あえて花材を少なめにしました。
彼女の作品は手捻りで、大和撫子のような優しい外見からは想像もつかないシュールな作品を生み出します。
写真では分かりにくいのですが、ザラザラとした感触、深みのある栗皮茶いろの紋様、大胆な指跡に、緑がよく映える作品です。
ノイバラの白い花は、5月〜6月にかけて、野山でよく見かけます。
花は香りがよいので香水の原料として使われたりもします。
花材としては、花の終わった今頃から実が赤く熟す秋口まで、よく使われます。
鋭いトゲがたくさん付いているので、活け込みのときには注意しないと手に刺さり、痛い思いをすることもしばしばです。
ナツハゼの葉は今の時期からだんだんと色づき、緑と赤のコントラストが美しく映えます。
夏ごろからハゼのように紅葉するので、ナツハゼという名前になったようです。
果実は黒色に熟し、ブルーベリーの一種なので食べられますが、強い酸味があります。
いちゆう