2011.06.26 Sunday
初夏を招く掛花
掛花入には、前回に扁壺に活けた残りのナツハゼに、ヒューケラを合わせました。
こんなに大きなヒューケラは珍しく、新種だそうです。
半夏生は、別名カタシログサとも言われ、不思議なことに決まって夏至の頃、上部の葉2、3枚が白くなるので、半化粧とも書きます。
かなり湿った場所を好み、乾燥したところに植えると葉は化粧してくれず、全体が緑のままで終わります。
初夏生の白い葉は、風鈴の音、うちわ、蛍と良く似合い、初夏の花材のなかでは、私の最も好きなもののひとつです。
いちゆう