いちゆうの花

士峰流 森いちゆう による華道ブログ
Ichiyu's Flower Arrangements
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残暑に爽やぐ森の声
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    桧扇(ひおうぎ)の花の季節は終わりましたが、実がつき始めた今の時期、主材としてよく使います。

    クワズ芋の葉、ハンカチノキ、女郎花、赤い葉のベコニアを添えました。



    桧扇の名前の由来は、葉が扇の形のように広がっていることと、平安時代には、桧を薄く切って扇を作っていたところからきているようです。

    また、桧扇の実は、大きく成長すると独りでに弾けて中から黒い種子が現れます。黒い種子のことを“ぬばたま”と呼び,万葉集などで黒を表わす枕詞(まくらことば)として使われています。

    “居明かして君をば待たむぬばたまのわが黒髪に霜は降るとも”
    などと詠まれています。

    花器は白川裕子さんの作品です。
    Uの字の大胆なフォルムですが、ひんやりした岩清水の流れる岩肌のようなこの器に、ハンカチノキの緑が活かされ、耳を澄ませば、かすかな葉擦れの音に混じって森の声が聞こえてきそうです。



    ハンカチノキは少し季節外れかも知れませんが、鉢植えではこんなに可愛い花が今、咲いています。

    いちゆう
    | いちゆう | - | 11:20 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
    花材と器の調和。冴える心技に心が和みます。
    | 衡 | 2011/08/27 9:18 PM |









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